2016年4月2日土曜日

最近のAtomizerの分類





近頃は少し落ち着いてきましたが、制御系Modのハイパワー競争によりVaperの意識も変化してきました。
今となってはCrazy buildと呼ばれるようなゴツいコイルも一般的になってきてます。
当然アトマイザーに対する認識も変化しており、少し前まではcloud chaser用とされていたモデルも
今となってはFlavor用と言われてしまうような状態です。


色々なやりとりを見ていると、大きく分けて四つのタイプに分類されているのに気付きます。

1. Competition atty

2. Cloud & Flavor atty

3. Flavor atty

4. Mouth to lung atty


1のコンプモデルの特徴は、大きなエアホールにゴツいコイルを設置できるデッキやポストを持ち、
比較的背の高いモデルも多いと思います。

2は、1と3の中間に位置するモデルとなり、AFCの調整でクラウド用にもフレーバー用としても使え、
売れ筋モデルの多くがここに当てはまります。
Velocity RDAがピッタシ当てはまる典型的な例ではないでしょうか。
また、近頃はRTAの進化が著しく、ここに分類できるモデルが次々と発売されて大人気となってます。

3は、今となってはエアホールが小さく(少なく)ドローに少し抵抗が残るモデルとなります。
一昔前のクラウド用も今ではここに分類されていることが多いです。
この程度で爆煙なんて言ったら鼻で笑われる時代になってしまいました。
少し前に流行った背の低いモデルもここに分類されると思います。

4のドローが重くて口で吸うようなモデルは、味が出るのが当たり前とされているので
フレーバー用としては分類されずMouth to lung用として別枠で語られる事が多い気がします。


分類によって求められるものが違うので、それなりの使い方が必要となってきます。

因みに、1や2を選ぶ人は味に無頓着なのではなく、大量の空気でも薄まらないほどの高出力で
濃くて熱いミストを楽しむ為にチョイスしてる可能性もあります。
クラウドチェイサー的なセッティングでフレーバーチェイサーだと自称する方も少なくなく
調理方法は違えど味を求めるという同じ方向を目指してるわけです。
アトマイザーやビルドだけ見て単純に判断するのは過去のものとなりつつあります。
 
高出力で使うようなアトマイザーを低出力ビルドで使っても性能を出しきれません。
それどころか細いワイヤーすら受け付けないモデルも存在します。
また、逆に背の低いアトマイザーを高出力で使っても、熱を持ったりスピットバックが酷かったりで
全く使い物にならなかったりします。
人気や噂で飛びつかず、まずは分類を調べて自分のスタイルに合うのか確認するべきです。


分類ごとに綺麗に収まるアトマイザーほど高評価なのがレビューを見ていて興味深いところです。
どっちつかずで最悪なのが、肺で吸うには重すぎて口で吸うには軽すぎるアトマイザーです。
特にタンクに多いので、いろいろなレビューをチェックしてからの購入をお勧めします。







2 件のコメント:

  1. 凄く分かりやすいです!先生と呼ばせて頂きます(#゚ロ゚#)

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    1. 覗いて頂きありがとうございます。
      先生とかとんでもないです。。。

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